小さいころの夢

記憶があるかぎり、最も幼いころの夢というのはケーキ屋さんだったと思う。
夢だったというより、幼稚園のころに先生から将来何になりたいかの絵を書いてみましょうと言われて書いたのが、ケーキ屋さんだった。
だから、本当になりたいとは思っていなかったのだろうと思う。

私が明確に将来の夢をもったのは小学校6年制の頃だったと思う。
絵は得意ではなかったが、漫画家になりたかった。
当時から少女漫画から少年漫画まで幅広く読んでいたせいで憧れの職業だったのだ。
それでも、クラスの中に自分より絵の上手い子がいて、漫画家の夢は諦めることになった。
その次になりたいと思ったのは小説家である。
漫画家になりたいと思った時もそうだったが、私は話を作るのが好きだったのだ。
物語を作って友達に聞かせる。
もっぱら怖いホラー話であったと思う。
中学に入った頃1本小説を書き上げたことがあるほどだ。
まるで素人の、あらゆる作品のイイトコどりをしたような設定の稚拙な小説だった。
けれど、友達たちに読んでもらって感想を聞き、それなりの評価ももらっていた。
小説自体はたまに書きいたりしている。
最近は忙しくて、そう時間が取れないので書いていないが、学生時代は文芸部に入って部誌とかにも発表していた。
未だにどこかで小説家になりたいと思う気持ちはある。
他の職業につき、今はそれなりに暮らしているからわざわざいばらの道を行く勇気もないのだけれど、何かしらきっかけがあればまた書きたい。
書きたいネタは、実はあったりするのだ。
いろいろふらふらと考えが揺れる事がある私だが、これだけは一貫していることだ。

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