小学生の頃、学習発表会という、ものすごく嫌な行事がありました。
あの行事大好きだった人って居るのかな。
1年生から6年生まで毎年あったはずだけど、どんなことやったかなんて、覚えているのはごくわずかです。
私が小学生の時は、まだ児童数が多い時代で、1クラス40人前後で、各学年4クラスずつありました。
そして1クラスを3グループに分けて、劇・音楽・ダンスに分かれ、学年全体で行っていた。
どういう経緯で決まっていったのか覚えていないですが、1年生の時に「桃太郎」の劇に出た記憶があります。
ただ、役者として出たのではなく、場面展開の時に出てきて一言・二言話す、ナレーター的なものをやりました。
その他の記憶と言えば、和太鼓を叩いたこと。
私の通っていた小学校では、「○○(学校名)太鼓」という物があり、代々必ず学習発表会で○年生が叩くことになっていました。
残りの4年間分に関しては、すべて音楽に参加していました。
私は小学校1年生の頃から、ピアノ教室に通ってはいたのですが、本当に行きたくないのに無理やり親に行かされていたので、まったく上達せず、楽譜を見ても教室で習った曲しか弾けないという、ダメダメな生徒でした。
それでも周りから見たら、習い事に通っているというだけで、「ピアノ習っているなら、ピアノ○○にやってもらおう。」という、
ムードが否が応でも高まってしまう。
それを先導するのがよりによって、教師なのです。
それがとにかく嫌で仕方なかったという記憶だけは、しっかり残っています。
結局その役は、私よりもはるかにピアノが上手な子が、いつも弾くことになり、私は木琴で収まり何とか終えることが出来ていました。
今でもそういう行事ってあるのかな。
学校は勉強だけでなく、集団生活や社会生活を学ぶところだけど、やりたくないことや、苦手なことを人前でやらせるのは、どうなのかなって今でも思います。