バラエティ豊富なカップのスープ

スーパーに行くと、様々な種類のスープが売っています。
カップなどに入れてお湯を注ぐとできるあれです。
昔は全く飲むことが無かったのですが、最近はこれが家に常備されていないと何となく不安に感じます。

年齢を重ねたことで、体が冷えやすくなったのかもしれません。
何か温かいものを飲みたくなることが多いのです。
子供が学校から帰ってきた時も、スープを喜んで飲んでいます。
お茶や甘い飲み物なども良いのですが、むしょうにこれが欲しくなる時があるのです。
昔は、スープと言ってもそれほど種類は多くなかったような気がします。
でも今は、洋風和風、中華風、韓国風、イタリア風等々、選ぶのが楽しくなるような種類の多さです。
それでも、いつもだいたい同じようなものを選んでいるような気がします。
本当は私のような体型の人間は、カロリーのことも注意して選ばなければならないのかもしれませんが、私は全く無視です。
せっかく食べたり飲んだりするなら、カロリーのことを忘れて美味しいもの好きなものを選びたいのです。
そう言えば、昔私が務めていた職場では、お弁当と一緒に小さいサイズのカップラーメンを食べている人が多かったような気がします。
尋常ではない冬の寒さの中で、この時ばかりがほっとする時間。
冷えてしまったお弁当だけでは、どうにも心も体も温まらなかったのです。
お茶でも良いのでしょうが、やはり味のしっかりしたものが食べたかったのでしょう。
現在我が家でインスタントラーメンを食べることはほとんどありません。
その代わり、こうやってどっさりとスープをいつも買っているのです。

多摩川を歩く

歩くことが好きだ。
出かけることがあれば1時間くらいで行ける場所であれば歩いて行く。
そんな私でもこれはなかなか大変だったという思い出があるのでお話しよう。
趣味で歩いていたわけではなく、単にお金が無かったというものだが。

週に4日ほど、東京駅近くのコールセンターでテレフォンアポインターをしていた頃の話だ。
勤務時間は9時から17時で、仕事が終わると渋谷や新宿まで1~2時間歩いて、そこから電車で町田市まで帰るということが多かった。
ただその日はお金が無かった。
お金は無くとも仕事のシフトは決まっているので行かなければならない。
既に前日から帰りの交通費が無いことはわかっていた。
奇跡が起こらない限り歩いて帰ることになるという覚悟だけはしていた。
17時になり、いつものようにまずは渋谷まで歩いた。
ここまでは難なく行けた。
本番はここからで、一度も歩いて帰ったことのない道をどのくらいの時間がかかるかわからず歩くというのは多少不安な気持ちになる。
スマートフォンは持っていたから、地図で自宅までの道を表示させ、現在地を確認しつつとにかく歩いた。
途中、多摩川を越えねばならぬことは理解していた。
実はきちんと多摩川の辺りを散策したことがなかったから、そこは少し楽しみだった。
予想以上に大きな川で、橋を渡りきるのも一苦労だったが、既に日が落ちた中景色を楽しみながら渡った。
渋谷まで2時間、家に着いた時には日付が変わっていたからそこから6時間程度歩いたのだろう。
途中コンビニで10円だけお菓子を買って遠足気分を演出したり、高台から見える街を見下ろして無数に見える光の元すべてに人間がいるなんて自分はなんてちっぽけなんだとありきたりな感傷にひたったりして、長い旅は終わった。