想像と実態はおそらく違うけど、それでもなってみたいのが探偵
よく探偵モノの漫画や小説を見掛けますが、実際に私立探偵なんているのでしょうか?
いや、おそらくいるんでしょう。私の住む田舎に居ないだけで(笑)
しかし探偵とはどの様な仕事をしているのでしょうか?
漫画の世界では殺人事件を持ち前の推理力でバンバン解決していますが、実際には殺人事件なんかそんな頻繁に起きてはいません。たまに起こる実際の事件も警察の一課が捜査・解決するので探偵の出番はないかと思われます。
軽く調べてみたのですが、浮気調査や素行調査が私立探偵の主な仕事らしいですね。
浮気調査といってプライバシーや個人情報のアレコレがありますからあまり突っ込んだところまでは捜査出来ないかと思います。
尾行・撮影・報告が主な業務なのでしょうか。なんだか地味ですね…。
組織(と書くとカッコいいが、普通の会社)の悪事(脱税とか)を暴くのは誰なんでしょう?
これは探偵関係なさそうですね。
そして探偵として仕事をするに当たって、資格や経験はどの様なものが必要なのでしょうか?
洞察力、行動力、正義感が必要なのはわかりますが、なんかこう具体的にコレっていうものはなかなか浮かびません。
おそらく資格らしい資格はないかと思いますが、やっぱり元警察みたいな肩書きが必要だったりするんですかね。
それも漫画の読みすぎな気もしますが。
と、まぁ実態のよく分からないのが私立探偵。
どんな仕事なのか詳しくは分からずじまいでしたが、男ならやっぱり憧れちゃいますよね(笑)
大切な不純物
強い生命力を思わせる深紅のルビーと、神秘的な深みを称えた濃青色のサファイア。
対照的な雰囲気をもつ二つの宝石ですが、これが同じ正体と聞いたらびっくりしますよね。
実はルビーもサファイアも、主成分は全く同じものなのです。
どちらも、酸化アルミニウムとよばれる物質からできているものです。
双方にとって大切で違いを作っているのは不純物です。
不純物が含まれていない酸化アルミニウムは、ただの白色をしています。
ルビーもサファイアも、不純物のおかげであの深い発色が得られるのです。
小説にとっても、ストーリーという流れの中で、だいたいどれも似たような展開だったり、極端に言えば探偵ものなどは、誰かが疑われていて、しかしその真犯人は別の人で、その人を追いつめていく。
極端に言うと似た流れがあるかとおもいます。
しかし、どの本を呼んでいても、特に探偵物が好きな人にとっては何冊も何冊も読んでいてもあきない物だと思います。
どうしてかというと、ストーリーという流れの中に含まれている、ストーリーとは一件関係のないような物、あるいは全く関係のない物も含まれていますね。(特に探偵物では)
結局はこの本のなかに出て来るワンフレーズ毎の不純物が、一冊一冊に個性を与え、全く違うかのような展開をつくりだしているのかと思います。
宝石のように、一つ一つ違う輝きを持った本を読みながら、宝石箱にある宝石達を見ていると、そんな事を思いながら、探偵物を読みふけっている、今日このごろです。