若い頃に夢を見つけること

先日、数か月ぶりに美容室に行った。
近所の美容室ではなく、用事で出かけた先で時間があったので近くのお店をインターネットで探し、初めて行くお店だった。
平日の午前中だったのでお客さんも少なく、美容師さんとゆっくりお話できた。

その際、担当してくれた美容師さんは接客も丁寧で、技術もあり、何よりとても楽しそうだった。
彼女は「中学生の頃から美容師になりたかった」と言った。
私はそれを羨ましく思った。
中学生の頃、私には絶対に将来はこうなりたいというような本気の夢がなかった。
なんとなく小説家になりたい、なんとなく物作りができたらいいなくらいしか思っていなかった。
人と接するのが苦手だから、ひたすらパソコンに向かうような仕事でもいいな、なんてネガティブなことを考えている時もあった。
こんな私に対して、その美容師さんは中学生の頃には既に美容師という本気の夢が確立していて、迷うことなくその道を突き進んだのだ。
若い頃、色々なことに挑戦することは良いことだと思う。
若ければたくさんの可能性を秘めていて、どの道に進むのか悩むのは当然のことだと思う。
でも、若い頃からただ1つの夢、ただ1つの道を決めて、迷いなく将来を見つめているのも素晴らしいことだと思う。
そのために何をすべきかを考えて日々過ごしていると、おのずとその日々の内容の濃さは変わってくるだろう。
私はただぼんやりと日々を過ごしていたので、その美容師さんの中学時代を想像してみて、自分と彼女との差にちょっとがっかりしてしまった。
私も早くから本気の夢があったらよかったのにと思う。
そうすれば今の私はもう少し違っていただろう。

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