ドラマの続編映画

毎週楽しみに見てきたドラマの最終回。
どんな結末になるのだろうかと、楽しみに見てきてエンディングテーマに乗せてスタッフロールが流れる。
面白いドラマだったな、と思っていたら最後の数十秒で、実は本編では解決していなかった!
それからの「劇場版決定!!」と銘打たれたCMが入る。

ということは、割と数年前からよく見られることだ。
劇場版とは限らないのだけれど、なんだか続編をにおわせるような終わり方をする連続ドラマが多数ある。
ドラマで2期をやってくれるというのはいい。
また見られるのかと、とても楽しみに思える。
問題は劇場版である。
11回ないし10回で話がキレイにまとまって終わり、映画で番外編的なものをやるというならばいいのだけれど、完全に本編の続きを映画でとなると、なんだか気持ちがもやもやとする。
ドラマでシリーズ化する、もしくは特番でやるのではダメなのだろうか。
テレビで見れるドラマだったからこそよかった、ということもある。
何度かそういう作品の映画を見に足を運んだことはあるけれど、「映画になってよかった」と思ったことがあまりない。
映画化というのは一つのプロジェクトであるしいろいろな人がいろいろな事を考えての結果、いろいろな物が動くのだと想像はつく。
演じていたは俳優さんたちが「映画化うれしいです」と言っていたりもするし、こちらとしても「よかったね」とも思うのだ。
しかし、「でもさ」と言いたくなってしまうのだ。
私がケチ臭いく、面倒くさがりなのか。
そのドラマのファンであれば見に行くのが当たり前のような空気の中、私はとんとそういった映画は見に行かなくなった。
半年ほどすればレンタルが開始されるし、1年ほどでテレビで放映もする。
ドラマ続編は家で、テレビで見たいのだ。