テレビドラマや映画なんかで、マンガを原作とした作品をよく見かける。
今話題のマンガを原作としたものから、映画なんかだと、いわゆる有名作と呼ばれる誰でも知ってるようなマンガを原作としたものまである。
私自身、わりとマンガを好んで読む人間で、友人にもマンガをよく読んでいる人が多い。
その中でマンガの実写化のニュースを聞くと、あまり好意的な意見というのは聞かない。
キャストに対する不満が一番多く聞かれる。
マンガのキャラクターを役者が演じるのであるから違和感があるのは当然のことではあるのだけど、特に元々好んでいた作品の場合はそのキャラクターへの思い入れが役者さんに対しての不満となって現れてしまうようだ。
ほかにも、設定的に実写化が無理な場合にも不満、というか「本当に実写でできるのか」というような不安が制作が決定したとのニュースが出回った段階で出てきたりする。
そもそも実写化自体に否定的な人の場合は、それ自体を「やめてほしい」と思うほどにまでなってしまうのだろう。
私自身はこのマンガ作品の実写化に関しては、期待半分不満半分と言った見方をしている。
もちろん作品によるのだが、よっぽどのファンタジー色やSF色が強くない作品、たとえば学園ものなどの日常系であったりであれば期待を持てし、見てみたいとも思う。
キャストされた役者に対しても、そこまの違和感を感じたことはない。
むしろ、あの人があのキャラクターをやるのかと、違和感があったとして面白く感じてしまう。
実際に実写化作品を見て、どう感じるかはまた別の話になる。
頑なに実写化を嫌っている人を説得する気はあまりないけれど、ただ思うのは実写化をすることが、イコール原作のイメージが崩れることはではない、ということ。
あくまで個人のもつイメージの崩壊では?と思う。