私は学生時代を通して、高校が最も好きだった。
ユニークで指導熱心な先生が多く、環境にも友人にも恵まれていたからである。
私の通っていた高校は私立で、それほど偏差値の高い高校ではなかった。
公立高校が第一志望の子たちが滑り止めに受験するような学校だった。
だが、そのくらいのレベルであるが故に、学校側は偏差値の底上げをして難関大学の合格者を増やすために、あらゆるカリキュラムを用意していた。
週3日、放課後に行われる講座は進学コースは参加必須だったし、毎朝何かしらの教科の小テストがあった。
夏休みには2泊3日の勉強合宿もあった。
しかし、私が最も良いと思っていたのが、ブラウジングコーナーである。
職員室前にズラリと椅子と机が並べてあって、もともとはそこに置いてある新聞や大学の資料を見る場所だった。
しかし、ここで自習をすることもできて、早朝や放課後に友人らとここで教科書を広げて勉強をすることが度々あった。
このブラウジングコーナーの何が良いかと言うと、職員室の前にあるため、わからないことがあるとすぐに先生に質問しに行けるという点だ。
たとえ自分の教科担任の先生がいなくとも、同じ教科を担当している他の先生に質問することができるし、先生の手が空いていればブラウジングコーナーでしばらく学習指導してくれることもあった。
ちょっとした資料が欲しければ、ブラウジングコーナーの傍にある図書室に本を探しにいくこともできたのも利点だった。
私の通っていた高校は、このように学習環境が整っており、先生の指導への姿勢も良かった。
本当に良い高校に通えたと今でも思う。
勉強し続ける
学ぼうと思えばいつでも学びの場は開かれているのかもしれませんね!
というのも、なかなか学生のうちは高校や大学などの学業以外に他のことを学ぶのはなかなか難しいのはないかと以前は考えていました。
しかし、アルバイト先やサークルなどでも「学問」とは違うかもしれませんが、社会の在り方を学ぼうとすればいくらでも学べるわけですし、アルバイトなどを通してお金を貯めれば、一年でそれなりの額になると思います。
それを使ってダブルスクールへ通うでも、検定試験を受けてスキルアップすることでも自分の成長にはつながると思います。
一番よくないというか避けたいのは、そういう可能性をすべて捨ててしまって、最初から「何もできない」とあきらめることだと思います。
私も最初はネガティブな気持ちに沈んでしまい、なかなかうまく方向転換することができませんでしたが、今はその時ふんばって、あきらめずに考え抜いて努力してよかったなと思っています。
社会人になってからやればいい、ではなくて自由がきく学生のうちに様々なことを経験して広い視野を持ち、モチベーションの高い意識を持つことが重要だと私は思っています。
なにごともあきらめずに挑戦し続けていくことによって生まれるものは確かにあると私自身生活を通して実感しています。
意識が高く持てないにしてもなあなあにならないような努力は続けていくべきです。
それには周囲の協力や理解も必要になってくると思います。
ポジティブな教育を受けた子供たちは社会人になってからも輝いて生活できるのではないかと思います。