高校時代までの私の人生設計に結婚というものはなかった。
当時は男性にも恋愛にも興味がなく、結婚願望もなかったためだ。
仕事をして、好きなところを旅行する、そのようなことをぼんやりと考えていた。
しかし、私は親しい友人たちの中では最も早く結婚し、子どもをもうけた。
もともとの人生設計にはなかったものが、突如として、しかもかなり早い段階で訪れたわけである。
本当に人生というものはわからない。
しかし、人生設計が崩れたことにより、そもそも人生設計になかったことが起こったことにより、金銭面ではかなり苦労した。
実は今でもわりと苦しい。
結婚し、出産し、子どもを育てるにはそれなりにお金が必要になる。
特に今まで実家に住んでいた者同士が2人で住み始めると意外なところでお金がかかってくるし、女性は出産するとしばらく働けなくなる。
また、ベビーカーやらオムツやら、色々と購入しなければならない物がある。
保育所に預けて働こうにも保育料は数万かかるし、子どもが熱を出して仕事をお休みすることが度重なり、見込んでいた収入が激減することだってある。
私が思うのは、妊娠するまでにある程度貯蓄しておくべきだということだ。
そもそも人生設計で何年間働き幾ら貯金するという計画を立てておき、基本的にその通りに動くべきだと思う。
なんとかなるさという精神も前向きで素晴らしいものだと思う。
が、人生設計を大幅にズレるかたちで実際に苦労している私からしてみると、しっかり計画立て、できる限りその通りに人生を送る方がずっと気が楽で幸せに暮らせると思うのだ。
計画的にお金をつかうこと
お財布の中にいくら入っているのが安心するかは人によって違いますよね。
私の場合はあまりたくさん入れておくと、安心して大きな買い物もしていい気分になってしまうので、出来るだけ入れないようにしています。
かといって数千円しか入っていないと不安になりますよね。
近所のスーパーに行く時はいくら、お出かけの時はいくらと大体の目安を決めるようにしています。
そして、家計と自分のお小遣いはきっちりと分けるようにしています。
我が家の場合は、両親との同居なので家計は半分に分けているので、例えば自分たちがたべるお昼ご飯は自分のお財布から、家族みんなで食べる夕食は家計のお財布から出すなど決めています。
全部まとめてしまうと、あとで面倒なことになってしまうからです。
いくら家族と言ってもそこはきちんと分けておくのが大切だと思っています。
私の友人は、お母さんと同居しているけれど、冷蔵庫の中身も誰が買ったものかによって使っていいかいけないかがあるそうです。
両親と自分や子供たちの食事も別に作るという徹底ぶりなので、絶対にもめることはないけれどまるで他人と住んでいるみたいだとも話していました。
そう考えると、いくら家族でもお金のことってきちんとしておくことが大切だなって思います。
計画的に、しっかりと予定通りに使うことが将来のためにも大切でしょうね。
家計費として出ていくものって以外に種類が多いから、しっかりと把握して整理しておくと、毎月月末に慌てることもなさそうです。